矯正歯科Orthodontics

矯正治療6つのモットー

1.丁寧なカウンセリング

当院では歯並び・かみ合わせに関するお悩みをしっかりとお伺いいたします。2回目以降のご相談もお受け致します。是非、お気軽にお問い合わせください。

2.矯正歯科を専門に行う医師
による施術

矯正歯科を専門に行う医師による、歯列矯正に特化した矯正治療を提供致します。

3.明瞭な料金体系

当院での小児矯正治療およびマウスピース型矯正装置(*製品名インビザライン)治療ではトータルフィーシステム(定額制)を採用しています。基本料金には調整料、治療終了後の保定装置料(リテーナー)が含まれており、矯正治療中に追加の料金はありません。

 

□トータルフィーに含まれないもの

  • ・検査料・診断料
  • ・歯科矯正用アンカースクリュー埋入料
  • ・治療終了後の観察料(メンテナンス)
  • ・一般歯科治療(虫歯等)
  • ・抜歯
※装置の紛失、破損した場合は、実費の一部を頂くことがありますのでご了承下さい。

4.大切な歯をなるべく残す
矯正治療を目指す

小児矯正では、顎の成長を活かし、永久歯のスペースを作ることで、大切な歯をなるべく残す治療を心がけています。

5.見た目に配慮した矯正装置

当院では、審美的な問題を考慮して、従来よりも目立たないタイプの矯正装置を使用しています。表側のワイヤー矯正では歯に馴染むように透明&白を基調とした矯正装置、歯の裏側に装着する舌側矯正、マウスピース型矯正装置(*製品名インビザライン)などがあります。

6.矯正治療中の虫歯・
歯周病予防の徹底

当院の歯科口腔外科と連携して虫歯・歯周病予防の管理を行います。

 

*インビザラインは、完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

矯正治療の流れ

①問診票のご記入

問診票では、現在の歯並び・かみ合わせで、お悩みや気になるところ、既往歴などをお伺いします。問診票は待合室にてご記入ください。記入の仕方など疑問点がありましたら、お気軽に受付スタッフにお声がけください。

②初診相談・カウンセリング 
(30~60分)

患者様のお口の中を拝見した上で、わかる範囲で現在の歯並びの状態と問題点についてご説明します。治療全体についての大まかな流れや使用する装置、おおよその期間、費用などについてわかりやすくご説明致します。ご希望があれば、そのまま次の精密検査を行います。

③精密検査 (30~60分)

レントゲン撮影や印象採得 (歯型とり)、口腔内および顔の写真撮影などを行います。検査結果をもとに矯正治療の計画をたてます。

④診断・治療計画の説明 
(30~60分)

2~3週間後に、検査の結果に基づき、治療方針、期間と費用などについて詳しくご説明させていただきます。治療計画に同意して頂いた場合、矯正装置の作製・装着の前準備を行います。

全てにご納得いただいた時点で、治療開始となります。もちろん、ご納得いただけない場合は、決して無理に治療を進めることはありません

⑤治療開始

矯正装置を装着したら、正しい歯磨きの方法を最初に覚えていただきます。効果的な磨き方を身に着けて、むし歯・歯周病予防を徹底しましょう。矯正装置装着後は、基本的に1か月に1回程度、調整のために通院していただきます。治療時間は30分~1時間程度です。

また治療期間中、クリーニング・歯磨き指導も継続的に行います。染め出し剤で磨けていない部分を確認してもらい、きれいになるまで歯磨きをしていただきます。小児矯正治療は通常、こどもの治療(第1期治療)と仕上げの治療(第2期治療)の2段階の治療ステップに分けられます。

⑥治療終了・保定
(メンテナンス)

歯を動かしていく動的治療が終了して、装置を外した後は、歯が元の位置に戻ってしまう(後戻り)のを防ぐために、保定装置(リテーナー)を装着していただきます。

保定期間中は、3か月~半年に1回程度のペースでご通院して頂きます。保定期間は約1~2年が目安になりますが、患者様ごと症状によって異なります。

矯正治療メニュー

矯正歯科治療では一般的に健康保険が適用されませんので、自費の治療となります。

初期費用

相談料無料
検査料33,000円
診断料11,000円

基本施術料

こども
(第1期治療)
大人
(第2期治療)
マウスピース型
矯正装置
(*製品名インビザライン)
ワイヤー矯正
表側 舌側矯正(裏側) 部分矯正
基本料金 440,000円 前歯のみ:
軽度 440,000円
(片顎のみ 220,000円)

前歯から小臼歯:
軽度〜中等度 660,000円
(片顎のみ 330,000円)

全顎(上下):
軽度 880,000円
中等度以上 990,000円
クリア:
715,000円

セラミック:
825,000円
フル
(上下裏側):
1,210,000円

ハーフ
(上 裏側/
下 表側):
990,000円
33,000円
(/1歯)
調整料 0円 0円 5,500円 フル:
8,800円

ハーフ:
6,600円
5,500円
保定装置料
(リテーナー)
0円 0円 片顎:27,500円
紛失、破損した場合は、実費の一部を頂くことがあります。片顎:16,500円
観察料 3,300円

※虫歯治療、矯正のための抜歯などは治療費に含まれません。

*インビザラインは、完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる
場合があります。

オプション

ワイヤー ホワイト 加算 片顎:27,500円

当院でご用意している表側(クリア)はクリアブラケットと金属色のワイヤーの組み合わせです。金属色のワイヤーをご使用の患者様も、白くコーティングされたワイヤーに変更することが可能です。
表側(セラミック)をご希望の場合は、標準で白いワイヤーを使用しています。

歯科矯正用アンカースクリュー埋入料:
1本22,000円/2本目以降:16,500円

※記載価格は全て税込です。

小児矯正について

小児矯正の特徴

小児矯正治療は、こどもの治療(第1期治療)と仕上げの治療(第2期治療)の2つに分けて進めるという特徴があります。

こどもの歯が残っている第1期治療(乳歯~混合歯列期)では、顎の成長が盛んな時期です。顎の幅が治療により拡がりやすく、これから生えてくる永久歯を見越して「土台」を作ることが大切です。また、上下の顎の成長をコントロールすることで、顔貌や口元のバランスも整ってきます。

顎の成長や歯並びに悪い影響を与えてしまっている習癖(指しゃぶり、舌の癖、頬杖、口呼吸)がある場合には除去して、口の周りの筋肉の使い方をトレーニングすることが必要になります。歯並びの細かな調整は、大人になってからでも可能ですが、 顎の成長を利用するというのはこの時期でしかできない治療です。対象となる年齢はおおよそ6~12歳で、治療期間の目安は1~2年です。

ただし症例によってはそれよりも早めに治療開始をした方が予後の良い場合もあります。また顎の成長が落ち着くまでコントロールし続ける場合には、治療期間がそれ以上に及ぶこともあります。永久歯の生えそろう12歳頃から必要があれば仕上げの治療(第2期治療)を行います。第1期治療のみで歯並びが改善し、第2期治療が必要なくなる場合も少なくありません。

第2期治療は大人の矯正治療と同じく、全ての永久歯をコントロールして良好なかみ合わせを作ります。治療期間の目安は2~3年ですが、第1期治療を行うことで、仕上がりが良くなる、短期間で済むようになる、歯を抜かないで治療できる可能性が広がります。症状によっては第1期治療を敢えて行わず、成長の終了を待って第2期治療のみで対応する場合もあります。適切な治療開始のタイミングはそれぞれ違いますので、歯並び・かみ合わせに少しでも心配があれば、ぜひ早めにご相談ください。

小児矯正を開始するのに
適した年齢とは

歯の生え変わりのタイミングには個人差がありますが、下の前歯が生え変わってきた頃には、一度矯正のご相談をお勧めします。すぐに治療開始とならなくても、矯正治療の必要性や開始時期などの目処に役立つと思います。

メリットとデメリット

メリット

デメリット

大人の矯正について

大人の矯正の特徴

永久歯が生えそろい、顎の成長が落ち着いてくる12歳頃から行います。こどもの矯正治療のように顎の成長を利用した矯正治療はできません。

1歯1歯ずつ綺麗に並べるだけではなく、顔貌に対する調和のとれた口元や緊密な咬合など、治療後も安定した歯並びが維持されることをゴールとして治療して行きます。大人の矯正の治療期間の目安は2~2.5年です。

抜歯が必要なケースでは歯の移動量が大きくなるため治療期間がそれ以上に及ぶこともあります。当院では下記の3種類の装置を扱っております。ご相談の上、患者様のお口の状態やライフスタイルに合った治療方法をご提案して、ご希望に近い治療を選択していただきます。

大人になっても気になる歯並び
は治せますか?

歯や歯肉、それを支える歯槽骨が健康ならば年齢に関わらず治療は可能です。

大人の矯正のメリット・デメリット

メリット

デメリット

矯正装置の種類

マルチブラケット装置(表側)

歯の表側に「ブラケット」を装着して「ワイヤー」を通すことで、3次元的な歯の移動を行います。最もオーソドックスな治療法で多くの症例に適応可能です。

月に一回程度ご来院いただき、ワイヤーの強さを調整して歯を動かしていきます。当院では、透明や白色のブラケットおよび白くコーティングされたワイヤーを用いて、見た目に配慮しています。

舌側矯正装置(裏側)

歯の裏側に「ブラケット」を装着します。装置が見えないのが最大のメリットですが、舌に常に装置が触れてしまい違和感があり、発音がしづらい場合もあります。歯の表側につける矯正装置に比べて高額になります。

マウスピース型矯正装置
(*製品名インビザライン)

透明なマウスピースを用いて治療を行うため、他人に気づかれにくいです。従来の固定式の装置と異なり、取り外しが可能なため、衛生的で、食事の際のストレスがありません。金属不使用な装置のため、金属アレルギーのある方でも安心して矯正治療ができます。ただし使用状況が悪いと治療期間が長くなることがあります。


*インビザラインは、完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置
(製品名 インビザライン 完成物
薬機法対象外*)

当院ではマウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)の有効性を認め、治療法として導入しておりますが、医薬品医療機器等法(薬機法)において、いまだ承認されていない医療機器となることから、その使用に際しては医療広告ガイドラインにより必要情報の明示を求められております。

① 未承認医薬品等
であること

マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)は薬機法において承認を得ていない医療機器になります。薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

インビザラインのサポートソフトであるクリンチェックおよび光学スキャンに用いている口腔内スキャン装置iTero Elementは薬機法上の承認を得ています。

② 入手経路

マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)は米国アライン・テクノロジー社(Align Technology, Inc.)の製品の商標製品です。
当院ではその日本法人であるインビザライン・ジャパン社を介して入手しています。

③ 国内の承認医薬品等
の有無

マウスピース型矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン以外に国内で薬機法上の承認を受けているものは複数存在します。

④ 諸外国における
安全性に係る情報

マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。これまで歯科矯正に伴う個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありません。

従来のようなワイヤーによる矯正治療ではなく、「取り外し可能」「透明で目立たない」、カスタムメイドで製造されたマウスピースを用いて歯並びを改善していく、新しい矯正治療です。

当院では光学3Dスキャナー(iTero Element)を導入しており、スキャニングした口腔内のデジタルデータを用いて、治療開始から終了時までの歯の移動をシミュレーションしながら、治療計画を立ていきます。
3Dスキャナーを使用することで、歯表面の細かな凹凸までデータとして採取することが出来るため、極めて精度の高いマウスピースを作製することができます。

メリット

デメリット

注意点

*当院で使用するマウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

部分矯正について

部分矯正の特徴

部分矯正は全体的な矯正治療に比べて、治療期間が短く(3か月~半年)、費用を安く抑えることができます。当院ではブラケット(表側)とマウスピース型矯正装置(*製品名インビザライン)による部分矯正を行っております。

就職や結婚などの大切なイベントを控えている方におすすめです。前歯だけに限局したガタガタなど、軽度な不正咬合の方が対象となります。

インプラント、被せ物や部分入れ歯などの補綴治療の前に、あらかじめ傾いた歯を正しい位置に治すことも可能です。歯科口腔外科と連携して、一歯科医院で治療を完結することができるのも当院の魅力です。

*インビザラインは、完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる
場合があります。

こんな方に部分矯正は
おすすめです

矯正歯科治療のリスク

矯正治療は長い歴史のなかで確立され、日々進歩している比較的安全な治療と言えます。 しかしながら、以下のような様々な副作用やリスクが考えられ、実際には個別に大きく異なります。治療効果がリスクを上回ると思われる時にのみ、私どもはどのような治療手段があるのか、治療方法のご提案をさせて頂いています。詳しく説明をお聞きになり、十分ご理解頂いた上で、どのような方法を選ばれるかを慎重にご判断頂きたいと思います。

矯正歯科治療の一般的なリスクや
副作用について